本屋大賞2022予想!ノミネート作とあらすじも!(ネタばれなし)

本屋大賞 ノミネート あらすじ 雑読
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2022年の本屋大賞のノミネート作が決定しましたね!

個人的には芥川賞や直木賞よりも注目している賞です。

そこで今回は、2022年本屋大賞を受賞するのはどの作品なのか?予想していました。

まだ、全作品を読んだわけではなく、これから読む予定の本も何冊かありますか、とりあえず現時点(2002/1/21)での予想です。

全部読み上げたら、変更するかも。

なお大賞の発表は2022年4月6日です。

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本屋大賞2022ノミネート作とあらすじ

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『赤と青とエスキース』青山美智子

あらすじ

●プロローグ 
●一章 金魚とカワセミ メルボルンに留学中の女子大生・レイは、現地に住む日系人・ブーと恋に落ちる。彼らは「期間限定の恋人」として付き合い始めるが……。 
●二章 東京タワーとアーツ・センター 30歳の額職人・空知は、淡々と仕事をこなす毎日に迷いを感じていた。そんなとき、「エスキース」というタイトルの絵画に出会い……。 
●三章 トマトジュースとバタフライピー 漫画家タカシマの、かつてのアシスタント・砂川が、「ウルトラ・マンガ大賞」を受賞した。雑誌の対談企画のため、二人は久しぶりに顔を合わせるが……。 
●四章 赤鬼と青鬼 パニック障害が発症し休暇をとることになった51歳の茜。そんなとき、元恋人の蒼から連絡がきて……。 
●エピローグ 水彩画の大家であるジャック・ジャクソンの元に、20代の頃に描き、手放したある絵画が戻ってきて……。

作者の青山美智子さんは昨年の『お探し物は図書室まで』に続き2年連続でのノミネートです。
昨年は惜しくも2位でしたが、今年は受賞なるでしょうか?

『硝子の塔の殺人』知念実希人

あらすじ


雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、唯一無二の美しく巨大な尖塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、
刑事、霊能力者、小説家、料理人など、
一癖も二癖もあるゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、
ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件……。
謎を追うのは名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬。
散りばめられた伏線、読者への挑戦状、
圧倒的リーダビリティ、そして、驚愕のラスト。
著者初の本格ミステリ長編、大本命! 

『黒牢城』米澤穂信

あらすじ

本能寺の変より四年前、天正六年の冬。織田信長に叛旗を翻して有岡城に立て籠った荒木村重は、城内で起きる難事件に翻弄される。動揺する人心を落ち着かせるため、村重は、土牢の囚人にして織田方の軍師・黒田官兵衛に謎を解くよう求めた。事件の裏には何が潜むのか。戦と推理の果てに村重は、官兵衛は何を企む。

第166回直木賞受賞作品。

2017年の恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』に続いて、同時受賞なるか?に注目!

『残月記』小田雅久仁

あらすじ


近未来の日本、悪名高き独裁政治下。
世を震撼させている感染症「月昂」に冒された男の宿命と、その傍らでひっそりと生きる女との一途な愛を描ききった表題作ほか、二作収録。
「月」をモチーフに、著者の底知れぬ想像力が構築した異世界。
足を踏み入れたら最後、イメージの渦に吞み込まれ、もう現実には戻れない――。

『スモールワールズ』一穂ミチ

あらすじ

夫婦円満を装う主婦と、家庭に恵まれない少年。「秘密」を抱えて出戻ってきた姉とふたたび暮らす高校生の弟。初孫の誕生に喜ぶ祖母と娘家族。人知れず手紙を交わしつづける男と女。向き合うことができなかった父と子。大切なことを言えないまま別れてしまった先輩と後輩。誰かの悲しみに寄り添いながら、愛おしい喜怒哀楽を描き尽くす連作集。

『正欲』朝井リョウ

あらすじ

あってはならない感情なんて、この世にない。
それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。

息子が不登校になった検事・啓喜。
初めての恋に気づいた女子大生・八重子。
ひとつの秘密を抱契約社員・夏月。
ある人物の事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり合う。

しかしその繋がりは、”多様性を尊重する時代”にとって、
ひどく不都合なものだった――。

デビュー作の『桐島部活やめるってよ』以来、好きな作家さんです。
意外なことに?本屋大賞は初ノミネートなんですね。

『同志少女よ、敵を撃て』逢坂冬馬

あらすじ

独ソ戦が激化する1942年、モスクワ近郊の農村に暮らす少女セラフィマの日常は、突如として奪われた。急襲したドイツ軍によって、母親のエカチェリーナほか村人たちが惨殺されたのだ。自らも射殺される寸前、セラフィマは赤軍の女性兵士イリーナに救われる。「戦いたいか、死にたいか」――そう問われた彼女は、イリーナが教官を務める訓練学校で一流の狙撃兵になることを決意する。母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナに復讐するために。同じ境遇で家族を喪い、戦うことを選んだ女性狙撃兵たちとともに訓練を重ねたセラフィマは、やがて独ソ戦の決定的な転換点となるスターリングラードの前線へと向かう。おびただしい死の果てに、彼女が目にした“真の敵”とは?

アガサ・クリスティー賞史上初めて全選考委員が満点をつけた傑作小説。

個人的には2021年に読んだ作品の中では一番印象に残った作品です。

衝撃の結末は、ぜひ読んでご確認ください。

『星を掬う』町田そのこ

あらすじ

辛かった哀しかった寂しかった。
痛みを理由にするのって、楽だった。
でも……。

千鶴が夫から逃げるために向かった「さざめきハイツ」には、自分を捨てた母・聖子がいた。
他の同居人は、娘に捨てられた彩子と、聖子を「母」と呼び慕う恵真。
「普通」の母娘の関係を築けなかった四人の共同生活は、思わぬ気づきと変化を迎え――。

2021年の本屋大賞『52ヘルツのクジラたち』の作者が2連続でのノミネート!

『夜が明ける』西加奈子

あらすじ

15歳の時、 高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。
普通の家 庭で育った「俺」と、 母親にネグレクトされていた吃音のアキは、 共有できる ことなんて何一つないのに、 互いにかけがえのない存在になっていった。 大学卒業後、 「俺」はテレビ制作会社に就職し、 アキは劇団に所属する。 しかし、 焦がれて飛び込んだ世界は理不尽に満ちていて、 俺たちは少しずつ、 心も身体 も、 壊していった……。
思春期から33歳になるまでの二人の友情と成長を描 きながら、 人間の哀しさや弱さ、 そして生きていくことの奇跡を描く。
本書は著者が初めて、 日本の若者の生きていく上でのしんどさに真正面から取り組んだ作品。

ごめんなさい、“表紙の絵”が苦手という理由で、まだ読んでいませんでした。

これから読みます。

『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成

あらすじ

成長著しいIT企業「スピラリンクス」の最終選考。最終に残った六人が内定に相応しい者を議論する中、六通の封筒が発見される。そこには六人それぞれの「罪」が告発されていた。犯人は誰か、究極の心理戦スタート。

「就職活動」を題材にしたエンタメミステリ小説というのは珍しくて、面白かったです。
伏線回収も見事!

就活生におすすめ!・・・はしません。

本屋大賞2022の予想

私が独断と偏見で大賞を選ぶとしたら、
朝井リョウさん『正欲』か、
逢坂冬馬さん『同志少女よ、敵を撃て』のどちらかですね。

町田そのこさん『星を掬う』も傑作だと思いますが、審査員の心情的に2年連続での大賞は選びにくい気がします。

あなたはどの作品が選ばれると思いますか?

コメント

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