今月号の日経トレンディでアトモコーヒーが取り上げられていましたね!
アトモコーヒーはシアトルに本社を置くアトモ社が開発した新世代の代替コーヒーです。
なんとコーヒー豆を使わないコーヒーなんだそうです!
最近では、畜産は環境負荷が大きいため、大豆などを使った代替肉などが注目を集めています。
しかし、コーヒー豆は元々、植物です。
わざわざ他のもので代用する意味はなんなのでしょうか?
いろいろ気になったので調べてみました。
アトモコーヒーとは?
アトモコーヒーは農業廃棄物からコーヒーの分子配列を復元することで、作られた人工コーヒーです。
詳細な原料については企業秘密だそうですが、CNNによると、
本来は捨てられるはずのナツメヤシ種子種、チコリーの根、ブドウの皮に少量のカフェインを組み合わせて、コーヒーと同じ味にしているとのこと。
農業廃棄物から作られるというのはいいですね!
気になるお味の方ですが、アトモコーヒーは香りが豊かで、苦みや渋みが少ないことが特徴。
スターバックスのコーヒーとアトモコーヒーを目隠しで試飲してもらった結果、
30人のうち21人がスターバックスよりおいしいと回答したという調査結果もあります。
味の方もかなり期待できそうですね!
アトモコーヒーは何のために必要?
元々、植物であるコーヒーを別の原料を使って作る利点は何なのでしょうか?
実はコーヒー豆を栽培して作るコーヒーよりも、農業廃棄物から作られるアトモコーヒーのほうが、94%の少ない水と93%の少ない炭素排出量で作ることができるのだそうです。
これは環境に優しいですね。
また、コーヒー業界には30年後、地球温暖化によって、今のコーヒー収穫量の半分ほどになってしまうと予想されている「2050年問題」というのがあります。
その2050年問題の解決策の1つとしてもアトモコーヒーのような人工コーヒーは有効なようです。
アトモコーヒーはどこで飲める?
残念ながら、現時点でアトモコーヒーが飲めるのはアメリカだけです。
しかし、アトモ社CEOのアンディ・クライシュさんによると
「工場の生産能力が上がれば、自動販売機の市場が大きい日本でも展開したい」
と話されています。
意外と早い時期に日本でも飲めるようになるかもしれませんね。
アトモコーヒーのまとめ
コーヒーは世界中で愛されている飲み物です。
いつまでもおいしいコーヒーを飲み続けていくためにも、アトモコーヒーには期待したいですね!
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